ピラティスのロールアップのエクササイズのやり方とコツ/できない原因と効果

ピラティスで腹筋を引き締める ピラティス

ピラティスのロールアップのエクササイズは、腹筋を効果的に鍛えることができるということで、ビギナーから上級者までに愛される人気のエクササイズです。

しかし、正しいフォームを知らないために、上手く出来ない方もいらっしゃることでしょう。

そこで本記事では、ピラティスのロールアップのエクササイズの正しいフォームや、効果的なポイントについて解説します。

さらに、ロールアップのエクササイズができない原因についても取り上げ、自分にあった対策方法を見つけることができます。

是非、この記事を参考に、より効率的で、効果的なピラティスのロールアップのエクササイズを行っていただければと思います。

 

ピラティスのロールアップのエクササイズとは?

ピラティスのロールアップ

ピラティスのロールアップは、幅広い人々に愛されているエクササイズの一つです。

基本的には、仰向けに寝た状態から、上半身を一気に起こして前傾する運動です。

このエクササイズは、深層筋肉を使用して、身体全体のバランスを整える効果があります。

ピラティスのロールアップは、初心者でも簡単に始めることができますが、プロの運動選手やフィットネス愛好家にも人気があります。

このエクササイズには、足や腹筋、背中、胸、そして腕の筋肉を、バランスよく使用することが必要です。

この運動を行うことによって、身体の柔軟性とバランスが向上するため、身体への負荷やスポーツ中の不可避なけがやストレス体験を軽減することができます。

ロールアップの様々なバリエーションがあり、最初の数回は簡単な運動から始め、徐々に難易度を上げていくのが良いでしょう。

このエクササイズは、身体の中心部を鍛えることによって、身体の連動性を高め、姿勢の改善や筋力トレーニングにも効果的です。

ピラティスのロールアップは、まさしく、身体と心の健康を向上させる効果的な方法の一つです。

 

ピラティスのロールアップのエクササイズの効果

ピラティスのロールアップ

ピラティスのロールアップは、ピラティスのメインのエクササイズの一つです。

正しく実行すると、腹部の筋肉を効果的に鍛えることができ、健康的な腹部を維持するのに役立ちます。

このエクササイズの効果の一つは、中心部の強化です。ロールアップには、腹筋・背筋・腰など、様々な筋肉群が使用されます。

腹筋は中心部の筋肉であり、ロールアップで鍛えられることで、腹筋の強化はもちろん、柔軟性を高める効果も期待できます。

また、肩甲骨や背筋を使うことで、上半身全体の動きを制御することができます。

ロールアップは、上半身を様々な方向に動かすことができ、胸郭の可動域を拡大することができます。

これにより、バランス感覚や柔軟性を向上させることが可能です。

ロールアップは、深い呼吸法を用いたピラティスの基本的なエクササイズの一つでもあります。

深い呼吸法は、血行を良くし、ストレスを軽減する効果があります。

ロールアップを繰り返し行うことで、深い呼吸法を身につけ、精神的な安定を保つことができます。

以上のことから、ピラティスのロールアップは、中心部の強化、上半身全体の動きの制御、バランス感覚や柔軟性の向上、そして深い呼吸法による精神的な安定など、様々な効果があります。

正しく行い、継続的に行うことで、長期的な健康的な生活を維持するのに役立つエクササイズと言えます。

ピラティスの腹筋への効果はこちら。

ピラティスで腹筋はぽっこりお腹に効果的?やり方とは?

 

腰痛改善に効果的

ピラティスのロールアップは、腹筋や背筋、姿勢を改善するための効果的なエクササイズの1つですが、腰痛改善にも効果的であることが知られています。

このエクササイズは、脊椎を支える深層筋肉を強化するためのもので、腰痛の予防や治療に効果があるとされています。

ピラティスのロールアップは、背筋を伸ばすために使われる筋肉と、脊椎を固定するために使われる筋肉を同時に鍛えることができます。

また、正しいフォームで行うことで、筋肉のバランスを整え、背骨の自然なカーブを改善することができます。

腰痛の原因は様々ですが、姿勢や筋肉のバランスの問題が原因の場合が多くあります。

ピラティスのロールアップは、これらの問題に対処し、腰痛の改善と予防に役立つことができます。

しかし、腰痛が進行している場合や、慢性化している場合は、医師や理学療法士の指導を受けることが必要です。

ピラティスのロールアップは、腰痛改善に効果的なだけでなく、全身の筋力を向上させ、美しい姿勢を手に入れることができるエクササイズの1つです。

しかし、正しいフォームで行うことが重要で、初心者の場合はトレーナーから指導を受けることをおすすめします。

 

ロールアップは1日どれくらいやれば効果がある?

ピラティスのロールアップは1日どれくらいやれば効果があるのでしょうか?

回数としてはそこまで多くは必要ありませんが、集中して正しいフォームで行う必要があります。

特にロールアップのような背骨をコントロールするエクササイズでは、適当にやると思った効果が出ません。

ピラティスは長時間やるよりも、集中してやることが求められます。

時間としては1日10分でも十分です。

 

ピラティスのロールアップのエクササイズができない原因

ピラティスのロールアップ

ピラティスのロールアップは、腹筋を強化する効果があり、ピラティスの中でも最も実行されるエクササイズの1つです。

ロールアップは、数日や数週間練習しても上手くいかないことが多いエクササイズです。

なぜロールアップができないのか、原因を見ていきましょう。

まず、中心部が十分に鍛えられていない状態でロールアップを試みると、エクササイズを行うことができません。

中心部を強化するために、毎日10分でもエクササイズをすることが必要です。

次に、不適切な姿勢がエクササイズを行うことができない原因の1つです。

特に背部の筋肉である腰の筋肉やもも裏の筋肉の柔軟性が不十分だとロールアップを上手く行うことは難しいです。

その場合は、ヨガのダウンドッグのようなストレッチをしてからロールアップをすることでやりやすくなります。

最後に、ロールアップに必要な柔軟性がないため、エクササイズができない可能性があります。

例えば、臀部と後股筋を柔軟にする方法はヒップのストレッチです。

毎日、10分程度ストレッチを行って、その筋肉を柔らかくする必要があります。

ロールアップは、慣れていない場合、難しいエクササイズです。

しかし、継続的な練習を行い、正しいフォームでエクササイズを行うことで、どんなに難しいエクササイズも自然にこなせるようになります。

 

ピラティスのロールアップのエクササイズのコツ

ピラティスのロールアップ

ピラティスのロールアップは、腹筋や背中など、全身の筋肉を鍛えるスタンダードなエクササイズです。

このエクササイズを効果的に行うためのコツは、正しいフォームと呼吸法の使い方です。

まず、腰を伸ばして仰向けに寝ます。

足を伸ばし、両手を天井に向けて上げます。

次に、背中を床に密着するようにひろげ、鼻から深く息を吸います。

そして、肋骨が少し開くようなイメージでゆっくりと呼吸をします。

これが、緊張のない状態のポーズです。

次に、体を起こし、前に倒れていきます。

このエクササイズを行うときに特に気をつけることは、胸を乗せて腹筋を使うことです。

また、頸椎が硬くならないように背骨を1本ずつコントロールするというのが一般的なコツです。

さらに、強度を上げると脚も同時に上げるティーザというエクササイズになります。

このように、正しいフォームと呼吸法の使い方に注意し、ピラティスのロールアップを行うと、全身に効果的に筋肉を鍛えることができます。

このエクササイズを上手に使い、健康な体づくりに取り組みましょう。

 

ロールアップは自宅でも出来る?

ロールアップのエクササイズは、自宅でも出来ます。

マシンを使わないマットピラティスの種目でもありますので、家でも出来るでしょう。

ただし、注意点はあります。

まず、ロールアップをする場合は降りる時に背骨が床につきます。

その為、マットなしでやると背骨が痛くなります。

また、薄いヨガマットでも背骨が痛くなる場合がありますので、厚めのヨガマットかピラティスマットの方が良いでしょう。

ロールアップを最も簡単に行うには、マシンピラティスのタワーがおすすめです。

マットでもできますが、マットでやる場合はタワーよりも難易度が上がりますのでピラティス初心者には難しいかもしれません。

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ロールアップができない場合はマシンピラティスがおすすめ

ピラティスのロールアップは、中級レベルのピラティスのエクササイズです。

しかし、ロールアップがうまくいかない場合は、他のピラティスエクササイズを含むマットピラティスの基本動作をマスターすることで、トレーニングを開始することができます。

それでもだめな場合は、マシンピラティスを試してみることをおすすめします。

マシンピラティスは、ロールアップや他のピラティスの動きが難しい人に適しています。

マシンは体重を支え、運動を強化するので、あなたの動きをより正確で制御されたものにするのに役立ちます。

マシンピラティスは、動きを矯正したい人、身体の制限がある人、姿勢を改善していきたい人にも特に適しています。

ロールアップができない場合、ただやり続けるのは効果的ではありません。

代わりに、別のピラティスの動きを試し、ボディコントロールや柔軟性を向上させることができます。

マシンピラティスは、おすすめの一つであり、ロールアップがうまくいかない人にも効果的なトレーニング法です。

 

ピラティスのロールアップのまとめ

この記事では、ピラティスのロールアップについて説明しました。

ロールアップは腹筋を鍛えるエクササイズで、正しいやり方とコツを把握すれば誰でもできるものです。

コツとしては、腹筋を意識し、床からロールアップしていくことや、背筋を伸ばして姿勢を良くすることが挙げられます。

また、できない原因としては、腹筋が弱いことや、体力が不足していることが考えられます。

ロールアップの効果としては、腹筋の強化はもちろんのこと、姿勢改善やストレス解消にもつながるとされています。

正しいやり方を覚えて、ロールアップを含めたピラティスエクササイズで健康的な体を目指しましょう。

 

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