太ももの張りの原因とは?どんな原因があるのでしょうか?
美脚に憧れているけれど、太ももがどうしても細くならない…
そればかりか、太ももが張ってしまっていて、履きたいパンツやスカートが似合わない…
このような悩みを持っている方は少なくありません。
本記事では、太ももの張りの原因について解説します。
また、太ももを細くするために効果的なストレッチ方法や筋トレ方法も併せて紹介します。
日々の生活に取り入れられる簡単な方法もありますので、ぜひご一読ください。
太ももの張りの原因とは?改善方法はある?
太ももの張りとは、それほど重要な悩みとは思われませんが、実際には様々な原因があります。
また、体重的には太っている訳ではないのに太ももだけ細くならないというケースも多いです。
どちらかと言えば、太ももで悩んでいる方の多くは「体重の割に太ももが太い」というパターンではないでしょうか?
そうなると、当然ですが痩せればいいという訳ではありません。
もちろん、痩せすぎレベルで痩せれば細くなりますが、そうなると健康上もマイナスで見た目としてもキレイに痩せているという印象ではなく「この人大丈夫かな…?」と心配される印象になってしまいます。
その為、無理に痩せるのではなく太ももが太くなる原因を知り、その対策をしっかりすることが必要になります。
体重が多くはなないのに太ももが太くなる主な原因は、筋肉の偏った使い方にある場合が多いです。
太ももの筋肉が大きく分けると4つです。
・太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)
・太ももの裏の筋肉(ハムストリングス)
・太ももの外側の筋肉(大腿筋膜張筋)
・太ももの内側の筋肉(内転筋)
大まかな分類ですが、この分類で太ももの太くなる原因が説明ができます。
太ももが太くなる多くの場合は、この中で太ももの前側の大腿四頭筋と、太ももの外側の大腿筋膜張筋を使い過ぎています。
この2つが張ってくると、太ももは太く見えます。
それと同様に、太ももの内側の内転筋と太ももの裏のハムストリングスの2つが弱化していることも多くあります。
太ももが太く見える場合は、特に内転筋が弱化して内ももがたるんでいることが多いです。
このような筋肉のアンバランス、偏った使い方が主な原因です。
対策としては、弱化している内転筋とハムストリングスのトレーニング、使い過ぎの大腿四頭筋や大腿筋膜張筋のストレッチなどが有効です。
ただし、大腿筋膜張筋のストレッチは難しく、筋膜リリースなども以前は流行りましたが逆効果になる可能性も考えられます。
また、太ももの問題ではありますが、足首や膝に問題があったり、反り腰になっていることで大腿四頭筋と大腿筋膜張筋を過度に使いやすい状態になります。
その為、ただ太もものトレーニングをするだけで改善することは難しく、全体のトレーニングが必要になります。
特に反り腰でお腹が出る+太ももが張るというのはよくあるパターンですので、腹筋のトレーニングなども並行して行う必要があります。
太ももの張りの原因と美脚に効果的な方法
太ももの張りの原因が、太ももの外側の筋肉と太ももの前側の筋肉を使い過ぎ、太ももの裏側の筋肉と内側の筋肉が弱化しているようなアンバランスにあることが多いと紹介しました。
では、それを改善して美脚になるための効果的な方法はあるのでしょうか?
おすすめは、ピラティスです。
ピラティスはストレッチとトレーニングを同時に行うようなエクササイズが多くあります。
また、太ももの筋肉のバランスを改善するだけでは、根本的な解決にはならず反り腰の改善や足首の柔軟性の向上などが必要になることもあります。
ピラティス、特にマシンピラティスであればこのような全体のトレーニングを行うことが可能です。
特におすすめのピラティスマシンはこちらです。
・チェア
チェアのカーフストレッチというエクササイズで、足首のコントロールを改善することができます。
特にヒールをよく履く人や、ヒールを以前よく履いていた人はこの足首のコントロールが悪いです。
また、足首の捻挫をしたことがある人も同様です。
このような足首の問題があって太ももが張っている人には、効果的なエクササイズです。
また、腹筋を鍛えるのにもチェアが効果的です。
パイクアップというエクササイズでは、特に腹筋を重点的に強化することができます。
・ラダーバレル
内ももの筋肉である内転筋は、鍛えるのが難しい筋肉の1つです。
ラダーバレルを使ったホースバックというエクササイズでは、この内転筋を強化することができます。
また、太ももの外側と連動して身体の外側全体が硬い人も多いですが、その場合にはラダーバレルを使った脇腹のストレッチが有効です。
・リフォーマー
リフォーマーを使ったエクササイズでは、もも裏の筋肉であるハムストリングスの強化に必要な立位のエクササイズを難易度を下げて行うことができます。
最終的には、マシンを使わずに立ってスクワットとデッドリフトの2つのエクササイズができれば、太ももの張りはかなり減ります。
しかし、厄介なことに筋肉のアンバランスが解消しないままスクワットやデッドリフトを繰り返すと、既に使い過ぎの大腿筋膜張筋と大腿四頭筋をさらに強化するような使い方になってしまいます。
「ジムに通って筋トレを頑張っているのに全然太ももが細くならない」という場合は、この可能性が高いです。
その為、いきなり立ってスクワットなどをするのではなく、リフォーマーで難易度を下げて行うことで狙った筋肉を使えるようになります。
リフォーマーで狙った筋肉を使ってスクワットやデッドリフトに近いエクササイズができるようになってから、立ってやるのが効率的なトレーニングの流れです。
太ももの張りの原因と太ももを細くするストレッチ方法
太ももの張りは、筋肉のアンバランスにあることが多いです。
その為、ストレッチは有効な解決方法の1つになるはずです。
ところが、実際にはストレッチのみで太ももの張りを改善するのは難しいことが多いです。
その主な理由が、大腿筋膜張筋にあります。
本来、太ももの張りに対して最も強く抑制させたい、つまりストレッチしたいのが大腿筋膜張筋(太ももの外側の筋肉)です。
ところが、この大腿筋膜張筋は長くて腱部分も長く、位置もややこしいのでストレッチが難しいです。
そうなると、有効なストレッチは太ももの前側の大腿四頭筋や、股関節周囲の筋肉になります。
効果的なストレッチではありますが、これだけで太ももの張りを改善させるのは現実的には難しいと言えます。
ただし、足のむくみの改善には効果的です。
足のむくみで太くなるのは、どちらかと言えば太ももよりもふくらはぎです。
足全体を細くしたい場合は、ストレッチも有効です。
ただし、むくみの改善にはストレッチだけではなく栄養面の改善が必須です。
特に水分不足やたんぱく質不足がある場合は、ストレッチやマッサージ・エステなどをやったところですぐにまた元に戻ります。
女性の場合は、水分もたんぱく質も不足しているケースが多いですので、むくみがひどい場合は先に栄養の改善をおすすめします。
太ももの張りの原因と太ももを細くする筋トレ方法
太ももの張りに対して筋トレをして改善したというケースも多くあります。
しかし、むしろ悪化したというケースも多くあります。
もしかすると、悪化したケースの方が多いかもしれません。
それくらい多くの方が、筋トレで太ももが太くなったと感じています。
これを「筋トレで鍛えて筋肉が付き過ぎた」という方も多いですが、実際には筋肉が付き過ぎたのではなく「筋肉の使い方の偏りを助長した」という方が適切だと感じています。
既に紹介した通り、太ももの筋肉のアンバランスによって太ももの張りが起こります。
この状態でいきなり筋トレをすると、使い方が変わらずに強い負荷をかけるので今まで過使用状態の筋肉をさらに使うことになります。
特に、先ほど紹介したスクワットとデッドリフトでこのパターンが多いです。
足を細くしたいという女性が、スクワットでバーベルを担いで筋トレをしますが、そのフォームが腰が反り過ぎて太ももの外側を使いまくる…、足首の動きが悪くてもも前を使いまくる…
これは典型的な逆効果のトレーニングですが、あるある過ぎて多くの人がやっているトレーニングです。
太ももの張りの原因まとめ
この記事では、太ももの張りの原因と改善方法について解説しました。
太ももの張りの原因は、太ももの筋肉のアンバランスが原因となることが多いです。
そこで、太ももの筋肉で弱っている筋肉を鍛えようとして悪化させるという悪循環も多くみられます。
このような悪循環の改善には、マシンピラティスがおすすめです。
マシンピラティスをやったうえで、最終的にはスクワットやデッドリフトなどの立った姿勢でのトレーニングが効果的です。
太ももの張りの改善は、努力をすれば必ず良くなるという訳ではなく、逆効果にならない正しい順序で行うことが重要になります。
太ももの前が張る原因とは?
太ももの前が張る原因は、太ももの筋肉のアンバランスにあります。
また、反り腰になれば連動して骨盤の前傾によって太ももの前が張ります。
このような場合に太もものマッサージやストレッチだけをしてもなかなか改善は難しく、反り腰を改善するための腹筋のトレーニングなどから改善していく必要があります。
足が太くなる原因と対処法とは?
足が太くなる原因としては、太ももの張りだけではありません。
多くの場合は、むくみが影響しています。
むくみは水分不足やたんぱく質不足など、栄養状態の悪さからくることも多いです。
また、アルコールや塩分過多なども原因となります。
栄養の改善と合わせて、内もものトレーニングなども必要になっていきますのでトータルでの改善が必要になります。
寝る前のストレッチで痩せるのはなぜ?
寝る前にストレッチをすると痩せると言われることもありますが、それはなぜでしょうか?
寝る前のストレッチは、眠りの準備として効果的です。
実はダイエットと睡眠はかなり深い関係があります。
睡眠不足になると、食欲を抑えるホルモンの分泌が下がり、食欲を高めるホルモンの分泌が増えます。
そうなると、食欲が暴走してコントロールができなくなります。
このようなホルモンによる食事のコントロール不良を改善するためにも、寝る前のストレッチはおすすめです。
寝る前のストレッチで痩せるのはなぜ?ダイエットに効果的な理由とやり方
中野区東中野でのマシンピラティス体験はこちら