マシンピラティスの効果とは?リフォーマーで痩せる?股関節の可動性は?

リフォーマーを使ったピラティスエクササイズ ピラティス

マシンピラティスというと馴染みがなく、全くやったこともない、イメージも全然つかないという人も多いかもしれません。

しかし、マシンピラティスは100年前からもうほぼ現在に近い形の原型が出来ていて成果を出し続けているメソッドです。

トレーニングでは流行り廃りで出ては消えというものが多いですが、マシンピラティスはその中で100年続いているのも効果があるからです。

こちらでは、マシンピラティスの効果について解説します。

 

マシンピラティスのまとめはこちら

マシンピラティスとは?リフォーマーなど機械の効果とやり方/ピラティスとヨガの違いは?

 

マシンピラティスの効果/リフォーマーの効果

マシンピラティスの効果

マシンピラティスの効果でまずおすすめしたいのはリフォーマーの効果です。

マシンピラティスと言ってもマシンの種類がいくつかあります。

主なマシンピラティスで使われるマシンの種類はこちらです。

リフォーマー

タワー

・チェアー

・ラダーバレル

・キャデラック

・コアアライン

・スパインコレクター

これらのマシンは複合型で一緒になっているマシンが多いです。

「タワー付きリフォーマー」「ラダーバレル付きチェアー」のような感じです。

ちなみに当スタジオには「タワー付きリフォーマー」を導入しています。

この中で幅広い使い方があり、効果も高いのがリフォーマーです。

リフォーマーは場所を取るのでどこにでも簡単に導入できる機械ではありませんが、怪我のリハビリからスポーツの為のトレーニングまで幅広く使えます。

特に怪我のリハビリで多く使われることが多いので、海外では医療機関にリフォーマーを導入するケースも多いです。

リフォーマーの効果と言っても、リフォーマーで出来るエクササイズがかなり幅広いので一概に効果を説明するのも難しいです。

「脚を鍛えるマシンです」というようなものではありません。

リフォーマーの効果としてよく使われるのが、関節の動きをよくすることです。

これは怪我のリハビリとスポーツでよく使われることです。

例えば、膝を怪我した後のリハビリでは股関節の動きをよくする為のトレーニングが必須です。

その股関節の動きをよくするのに効果的なのがリフォーマーを使ったエクササイズです。

リフォーマーはスプリング(バネ)を使って身体のコントロールを覚えます。

身体を上手く操れていない人は、自分の身体がどう動いているのかを理解できていない人が多いです。

リフォーマーのスプリングの効果でどのような動きをしているのかをイメージしやすく、運動初心者やケガをしてしばらく安静にしていた人でも分かりやすいのがリフォーマーのメリットです。

このようにリフォーマーの効果を一言でいうのは難しいですが、関節の動きを良くして自分で自分の関節の動きをコントロール出来るようになるというのが専門家目線での効果です。

分かりやすい例としては、具体的にこのような効果がリフォーマーにはあります。

・ケガのリハビリ、再発予防(膝、肩、腰など)

・身体の引き締め(二の腕、脚、お腹、わき腹など)

・スポーツパフォーマンスの向上(ゴルフの飛距離が伸びる、野球のスイングスピードが上がる、テニスのサーブが速くなるなど)

 

マシンピラティスの効果で痩せる?

マシンピラティスの効果で痩せる?

マシンピラティスの効果として、ダイエット効果や痩せるなどの効果を期待される方がかなり増えています。

マシンピラティスをやっているモデルさんや女優さんがインスタなどのSNSにアップしているのでそういうイメージになっているのかもしれません。

しかし、マシンピラティスはそもそもダイエットの為の機械ではありません。

「痩せる」という場合に何を指しているのかにもよりますが、リフォーマーなどのマシンピラティスの効果として「身体を引き締める効果」は間違いなくあります。

実際にマシンピラティスをやって身体が引き締まるという方は非常に多いです。

これは今まで上手く使えていなかった筋肉を使えるようになることが大きいです。

たるんでしまっている筋肉は日常生活の中で上手く使えていないことが多く、そのような筋肉はトレーニングをしてもなかなか上手く使えないケースが多いです。

「体重は落ちたのに二の腕が全然締まらない、むしろ前よりたるんだ気がする」というような場合には、マシンピラティスは効果的です。

しかし、マシンピラティスで脂肪を燃焼させて体重を減少させるというような効果は正直そんなにないと思います。

運動をしていますので脂肪は多少は燃えますし、基礎代謝量が上がることで間接的にダイエット効果はあると思います。

しかし、マシンピラティスをやっているだけで有酸素運動もやらないし食生活もやらないでダイエットに成功することは考えにくいです。

マシンピラティスをやりながら有酸素運動もして食事改善もすればダイエットにはなると思いますが、その中でマシンピラティスの効果は身体の引き締めであってダイエット(体重や体脂肪の減少)にはあまり関与していないのではないかと思います。

 

マシンピラティスの効果で股関節の柔軟性が上がる?

マシンピラティスの効果

マシンピラティスの効果では関節の柔軟性の向上、関節の動きのコントロールが良くなるのは間違いない効果です。

特に股関節周りのトレーニングには非常に効果的です。

股関節の動きは多岐に渡りますので、様々な角度でトレーニングをする必要があります。

また、股関節の中で特定の筋肉や動きを狙ってトレーニングをする場合は難易度が高くてなかなか上手く出来ない人が多いです。

特に運動初心者にとっては難しすぎます。

しかし、マシンピラティスをやることでトレーニングの難易度は大きく下がり運動初心者でも出来るくらいになります。

マシンピラティスというと上級者向け、難しそうというイメージを持つ方も多いかもしれませんが実際は逆です。

マシンピラティスによって動きのアシストがあるのでむしろ初心者でもできるように助けてくれるのがマシンのメリットです。

特にリフォーマーのエクササイズでは股関節の動きが良くなるものが多いです。

股関節の動きが悪いと、腰や膝に負担がかかります。

腰痛に悩まされている人や膝痛に悩まされている人には、マシンピラティス、特にリフォーマーのエクササイズがおすすめです。

 

マシンピラティスの効果で関節の可動性は上がる?

マシンピラティスの効果

マシンピラティスの効果で柔軟性、可動性は大きく上げることができます。

特にケガ後で可動性が低下している場合などには大きな効果が期待できます。

もちろん、元々低下している可動性を上げるという側面が強いので、どれくらい可動性が上がるかどうかは元々の可動性がどれくらい低下しているかにもよります。

しかし、元々ピラティスが広まったのもダンサーのコンディショニング方法として大きく広まった経緯もありますので柔軟性のかなり高いダンサーの方のトレーニングにも有効です。

マシンピラティスで上がる可動性としては、股関節や肩、背骨の動きが良くなることが多いです。

特に股関節や肩はスポーツパフォーマンスに大きく関わる関節です。

股関節の動きが悪ければ、走る動作や蹴る動作が上手くいきませんのでサッカー選手などは超重要なところです。

それ以外にも回旋動作でも股関節は大きく動きます。

具体的にはゴルフのスイング、野球のバッティングのスイング、テニスのストロークのスイングなどは股関節がかなり大きく動くことで出来る動作です。

肩の可動性も同様に、投げる動作で大きな影響があります。

オーバーヘッドスポーツと呼ばれるスポーツで特に重要で、代表的なスポーツとしては野球の投球動作、バレーボールのスパイクなどです。

このような動作を大きな可動域で行うことで、高いパフォーマンスを発揮しつつケガの予防にも繋がります。

このようなスポーツパフォーマンスの向上、怪我の予防にマシンピラティスは最適なトレーニング方法と言えると思います。

 

マシンピラティスの効果まとめ

マシンピラティスの効果について紹介しました。

マシンピラティスの効果としては、関節の可動域を広げ、自分でコントロール出来るようになることです。

具体的な効果としては、肩や腰やひざなどの怪我や痛みの予防、改善、スポーツパフォーマンスの向上、緩んだ身体の引き締めなどに効果的です。

マシンピラティスはどこのジムでもあるような一般的なものではありませんので、ピラティススタジオくらいにしかないのが普通です。

ピラティススタジオでも必ずあるというものでもありませんので、事前にマシンがあるか確認しておくことをおすすめします。

当スタジオでは、マシンピラティスを採用しております。

タワー付きリフォーマー、ラダーバレル、チェアを採用しております。

 

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ピラティス&コンディショニングスタジオhc-life東中野

この記事を書いた人
中谷圭太郎

ピラティス&コンディショニングスタジオhc-life代表トレーナー
ピラティスを中心とした運動指導、整体、栄養カウンセリングなどを用い、延べ7,000人以上の身体を変えてきたコンディショニングの専門家
指導歴15年目、スタジオ運営8年目

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