ピラティスのマシンの1つである、チェアについて紹介します。
チェアは少し難易度が上がりますが、ピラティスで少ない立った状態でのエクササイズが多く出来るのがメリットです。
その為、立ち姿勢の改善や足首の動きの改善、膝のリハビリなどに効果的なマシンと言えるでしょう。
ピラティスのチェアとは?
ピラティスのチェアは、ピラティスのエクササイズで使用される機器のひとつです。
通常、木製の椅子に手すりが付いたような形状をしており、ピラティスの基本的な姿勢やエクササイズをより効果的に行うことができます。
ピラティスのチェアには、以下のようなメリットがあります。
- 筋力やバランスの向上
- チェアに座る、立つ、足を乗せる、引っ張るなどのエクササイズを行うことで、脚やお尻、腹筋などの筋力が鍛えられ、バランス感覚も向上します。
- 腰痛や姿勢の改善
- 背筋を伸ばしたり、骨盤を安定させるエクササイズを行うことで、腰痛の緩和や姿勢の改善につながります。
- 柔軟性の向上
- チェアを使ったストレッチや、背骨を伸ばすエクササイズを行うことで、柔軟性が向上し、身体の引き締め効果も期待できます。
ピラティスのチェアは、インストラクターの指導のもとで安全に使用することが重要です。
初心者でも始めやすいエクササイズから、より高度なエクササイズまで、様々なレベルのプログラムが用意されているので、自分に合ったプログラムを選ぶことが大切です。
ピラティスのチェアの特徴
ピラティスのエクササイズ機器の一つに、ピラティスチェアと呼ばれるものがあります。
以下に、ピラティスチェアの主な特徴を分かりやすく説明します。
・コンパクトで扱いやすい
ピラティスチェアは、コンパクトで取り扱いが容易です。
サイズが小さく、軽量なので、部屋の中でも簡単に移動させることができます。また、組み立てや解体も簡単なので、自宅でのトレーニングに最適です。
・複数の種目ができる
ピラティスチェアには、複数の種目があります。チェアの座面や背もたれ、足台を使って、腹筋や背筋、下半身の筋肉を鍛えることができます。
また、チェアにアタッチメントを取り付けることで、より多彩な種目を行うことができます。
・身体の調整がしやすい
ピラティスチェアは、身体の調整がしやすいという特徴があります。
座面や背もたれの高さ、足台の位置を変えることで、自分に合ったトレーニングができます。身体の大きさや形状に合わせた調整が可能なので、より効果的なトレーニングができます。
・コアトレーニングに最適
ピラティスチェアは、コアトレーニングに最適です。
コアトレーニングは、腹筋や背筋、内臓脂肪を燃焼させる効果があります。
ピラティスチェアの種目は、コアトレーニングに効果的なものが多いため、引き締まった身体を目指す人にはおすすめです。
・ヨガやストレッチにも使える
ピラティスチェアは、ヨガやストレッチなどのトレーニングにも使うことができます。
座面や背もたれを使ってストレッチを行うことができ、筋肉の柔軟性を高めることができます。
以上が、ピラティスチェアの主な特徴です。
コンパクトで扱いやすく、複数の種目ができることが特徴であり、身体の調整がしやすいため、自分に合ったトレーニングが出来るのがメリットです。
ピラティスのチェアの使い方・エクササイズ方法
ピラティスのチェアは、様々なエクササイズに使用されます。以下に、代表的なチェアエクササイズを紹介します。
- スクワット
- チェアの座面に向かって立ち、手すりをつかんで背筋を伸ばします。
- 膝を曲げ、座面に座るようにします。
- 膝を伸ばし、立ち上がります。
- チェアプランク
- チェアの座面に手をついて、足を後ろに伸ばし、プランクの姿勢をとります。
- 足を交互に上げたり、足を広げたりして、バランスを取りながらプランクをキープします。
- トライセップスディップ
- チェアの座面に向かって座り、手を後ろにつきます。
- 膝を曲げたまま、肘を曲げて上半身を下げます。
- 肘を伸ばして上半身を戻します。
- ステップアップ
- チェアの前に立ち、片足をチェアに乗せます。
- 膝を曲げて、もう一方の足を上げます。
- 膝を伸ばして元の位置に戻します。
- ロールアップ
- チェアの座面に座り、手すりをつかんで背筋を伸ばします。
- 上半身を丸めて、背骨を1つずつ地面につけながら、チェアの後ろに寝そべります。
- 上半身を起こして元の座った位置に戻ります。
これらのエクササイズは、チェアの形状や手すりの高さによって、難易度が異なります。
初心者は、安全に練習するためにインストラクターの指導を受けることをおすすめします。
ピラティスのチェアの効果
ピラティスのチェアは、エクササイズによって様々な効果をもたらします。
以下に、代表的な効果を紹介します。
・コアの強化
チェアを使ったエクササイズは、体幹部分の筋肉を強化する効果があります。
特に、スクワットやロールアップなどのエクササイズは、腹筋や背筋を効果的に鍛えることができます。
・バランスの改善
チェアの上で行うエクササイズは、バランス感覚を改善する効果があります。
足を乗せて行うエクササイズは、足腰の筋肉を鍛えることができます。
・柔軟性の向上
チェアを使ったエクササイズは、関節の可動域を広げる効果があります。
特に、ロールアップなどのエクササイズは、背骨の可動域を広げることができます。
・姿勢の改善
ピラティスのチェアを使ったエクササイズは、正しい姿勢を保つための筋力を強化する効果があります。
特に、トライセップスディップなどのエクササイズは、背中の筋肉を鍛えることができます。
これらの効果は、チェアの形状や手すりの高さによっても異なる場合があります。
適切なチェアの選び方や、インストラクターの指導を受けることで、より効果的にエクササイズを行うことができます。
ピラティスのチェアまとめ
ピラティスのチェアについて紹介しました。
ピラティスのチェアは馴染みの少ないツールだと思いますが、特に立位姿勢の改善や足首の動き、バランスの改善に効果的です。
ピラティスではどうしても立位動作のトレーニングが不足しがちですので、それを補うのに効果的なのがこのチェアです。
ただし難易度も上がりますので、チェアだけで効果を出すというのも特に運動初心者にとっては難しいですのでリフォーマーなどの他のマシンピラティスも併用することで高い効果が期待できます。
ピラティスの呼吸法
ピラティスの呼吸法は、初めて取り組む人にとっては、簡単ではありません。
ここでのポイントは、深い呼吸ができるようになるまで、時間をかけることです。
また、ピラティスの呼吸法には、読み方に応じたコツが存在するため、これを理解する必要があります。
胸式呼吸は、多くの人にとって、ピラティスの呼吸法の最大の課題だと言われています。
しかし、胸式呼吸を取ると、肺の容量は増えず、ストレスや不安にもつながる場合があります。
ピラティスの呼吸法では、腹式呼吸を中心に強調されています。よって、胸よりも腹を使って、深く呼吸をすることを心掛けましょう。
ピラティスの呼吸法は、ヨガとは異なります。
ヨガの呼吸法は、深く呼吸することが重要なので、息を吸うときはお腹を膨らませ、吐くときは縮めます。
対照的に、ピラティスの呼吸法は、腹筋や背筋を使い、息を吐くことを重視しています。
しかし、ヨガの呼吸法と同じように、ピラティスの呼吸法も、リラックス効果が期待されるため、精神的な安定にも貢献できます。
ピラティスの呼吸法を身につけるには、時間をかけることが必要です。
呼吸法とともに、姿勢を改善し、腹筋や背筋をトレーニングすることで、心身ともに健康な状態を保ち、美しい体型にも効果的とされています。
中野区東中野のピラティススタジオ