マットピラティスは文字通りマットだけあればできるピラティスなので、手軽に始められるメリットがあります。
その為、大体の場合は初めてやるピラティスはマットピラティスになります。
しかし、実はこのマットピラティスが一番難易度の高いピラティスです。
マットピラティスと対比になるのが、マシンピラティスです。マシンピラティスはマシンのアシストがあるので動きが分かりやすく効果も出やすいです。
マットピラティスとマシンピラティスは効果やメリットデメリットがありますので、選び方が大切です。
【マットピラティス】効果
マットピラティスは、身体のコア部分(腹筋、背筋、お尻など)を中心にしたエクササイズで、姿勢の改善や筋力強化、柔軟性の向上など、様々な効果があります。以下に、代表的な効果をいくつか挙げてみます。
・姿勢の改善
ピラティスのエクササイズは、身体のコア部分を中心にして行われるため、姿勢を改善する効果があります。身体が正しい姿勢になることで、背骨が正しくアライメントされ、猫背や肩こりなどの解消につながります。
・筋力強化
ピラティスは、複数の筋肉群を同時に使うことで、全身の筋力を強化する効果があります。特に、腹筋や背筋、お尻などのコア部分を中心にしたエクササイズは、筋力強化に非常に効果的です。
。柔軟性の向上
ピラティスは、ストレッチや柔軟性を高めるエクササイズも多く含まれています。これにより、身体の柔軟性を向上させることができ、筋肉の緊張を和らげることで、体の硬さを改善する効果があります。
・ストレス解消: ピラティスは、深い呼吸とともに行うため、リラックス効果があります。また、正しい姿勢を保つことで、身体に緊張を解きほぐすことができ、ストレス解消につながります。
以上のように、マットピラティスには、身体の機能改善やストレス解消など、多くの効果が期待できます。ただし、正しい姿勢や呼吸法など、正しい指導が必要なので、初心者の場合は、専門家の指導を受けることが大切です。
【マットピラティス】基本
マットピラティスは、フロア上で行う身体のコア部分を中心としたエクササイズで、筋力強化や柔軟性の向上などの効果が期待できます。以下に、マットピラティスの基本的なポイントをいくつか紹介します。
・姿勢
ピラティスの基本的な姿勢は、仰向けに寝転んで膝を曲げ、足を床につけた「レッグプル」のポジションです。この姿勢で、背骨を床につけたまま、骨盤を立て、腹筋を引き締めます。
・呼吸法
ピラティスでは、深くゆっくりとした呼吸が重要です。吸い込んだ空気を、胸よりもお腹に溜め、吐くときには腹筋を使って空気を出します。呼吸に合わせて、エクササイズを行うことが大切です。
・コアのトレーニング
ピラティスでは、身体のコア部分(腹筋、背筋、お尻など)を中心にトレーニングを行います。代表的なエクササイズとして、「プランク」「クランチ」「バイシクルキック」などがあります。
・ストレッチ
ピラティスでは、ストレッチも重要な要素の1つです。代表的なストレッチとしては、「サイストレッチ」「ハムストリングストレッチ」「ヒップストレッチ」などがあります。
以上が、マットピラティスの基本的なポイントです。初めてピラティスを行う場合は、専門家の指導を受けた方が良いでしょう。
また、安全に行うためには、身体を無理にひねったりしないように注意することも重要です。
【マットピラティス】レッスンの種類
マットピラティスのレッスンには、レベルや目的に応じたいくつかの種類があります。以下に、代表的な種類をいくつか紹介します。
・初心者向けレッスン
マットピラティス初心者向けのレッスンでは、基本的な姿勢や呼吸法、コアのトレーニングなどを丁寧に指導します。ゆっくりとしたテンポで行うのが特徴で、身体を無理なく動かすことができます。
・中級者向けレッスン
初心者向けレッスンを受けた後に、次のステップとして受けることができます。難易度が上がり、より多くの筋肉を使うエクササイズが行われます。また、テンポも速くなることが多いです。
・アドバンスドレッスン:
マットピラティスに慣れている人向けのレッスンです。より高度なエクササイズや、器具を使用したトレーニングなどが行われることがあります。
・スポーツ向けレッスン
特定のスポーツのパフォーマンスを向上させるために設計されたレッスンです。例えば、ゴルフやランニングのパフォーマンスを向上させるためのピラティスレッスンなどがあります。
・リハビリテーションレッスン
怪我や病気のリハビリに役立つピラティスレッスンです。筋肉の強化や、身体のバランスを改善することが目的となります。
・パーソナルレッスン(プライベートレッスン)
マットピラティスでもパーソナルレッスン(プライベートレッスン)を行う場合があります。
マットピラティスの場合は、細かな動きの修正を極めようと思えばかなり繊細な修正が必要ですのでその場合はグループレッスンでは難しくパーソナルレッスンが必要です。
・セミパーソナルレッスン(セミプライベートレッスン)
マットピラティスでもセミパーソナルレッスン(セミプライベートレッスン)があります。
1対2~3人くらいの少人数でレッスンを行います。大人数のグループレッスンよりも細かな動きの修正が可能です。
パーソナルレッスンよりも料金は安くなりますので、美味しいとこどりのレッスンですがパーソナルレッスンよりもレッスン内容の自由度は下がるデメリットがあります。
以上が、マットピラティスの代表的なレッスンの種類です。自分に合ったレッスンを選ぶことで、より効果的なトレーニングができるでしょう。
【マットピラティス】マシンピラティスとの違い
マットピラティスとマシンピラティスの違いは、主に使用する器具とエクササイズの種類にあります。
マットピラティスは、専用のマットの上で行うエクササイズで、体重を使って自分の体をトレーニングすることが主な特徴です。また、小道具を使ってトレーニングすることもありますが、基本的には自分の身体だけで行うトレーニングです。マットピラティスは、柔軟性、コア強化、バランス感覚などを高める効果があります。
一方、マシンピラティスは、専用の機器を使ってトレーニングする方法です。機器にはスプリングやロープ、プーリーなどが備わっており、それらを使って、自分自身の体重や抵抗を調整することができます。このため、より幅広い種類のエクササイズを行うことができます。マシンピラティスは、筋力強化、姿勢改善、関節の可動域拡大などに効果があります。
また、マシンピラティスはトレーナーと一対一で行うことが多く、より個別にアドバイスや指導を受けられることが特徴です。一方、マットピラティスはグループレッスンが多く、比較的手軽に受けることができます。
これらの違いから、マットピラティスは初心者や自宅でトレーニングしたい人に向いており、マシンピラティスは個別指導が必要な人や、より幅広いトレーニングを行いたい人に向いています。ただし、どちらの方法も身体のコンディションを整えることができるため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
マシンピラティスとマットピラティスはどっちがおすすめ?
ピラティスは、主にコア強化、柔軟性向上、姿勢改善などのために設計されたエクササイズで、マットピラティスとマシンピラティスの両方があります。どちらがおすすめかは、あなたの目的や体の状態、そしてどちらがあなたにとってより楽しいかによって異なります。
マットピラティスは、フロア上で行われるピラティスのエクササイズで、身体を自分自身で支える必要があります。これにより、コア筋肉をより強化し、柔軟性を向上させることができます。また、練習が自宅でできるため、スケジュールに合わせて柔軟にトレーニングを行うことができます。
一方、マシンピラティスは、リフォーマーと呼ばれる専用のマシンを使用したトレーニングです。リフォーマーは、バネやプーリーを使用して、身体に負荷をかけることができます。これにより、身体の安定性を高め、コア筋肉をより深く鍛えることができます。また、リフォーマーは、身体に負担をかけることなく、より深いストレッチやポーズを行うことができます。
どちらがより効果的かは、あなたが追求する目標によって異なります。マットピラティスは、コア強化や柔軟性向上に特に効果的です。一方、マシンピラティスは、身体の安定性を高め、深い筋肉のトレーニングやストレッチに役立ちます。また、マシンピラティスは、トレーナーが指導する場合が多く、個別に指導を受けられるため、正しい形でトレーニングを行うことができます。
最終的に、どちらが最適かはあなた次第です。両方を試してみて、あなたの目標に最も合ったトレーニング方法を見つけることをおすすめします。
【マットピラティス】まとめ
マットピラティスの効果やマシンピラティスとの違い、レッスンの種類などを紹介しました。
マシンピラティスよりも簡単なイメージがあるマットピラティスですが、実は難易度が高いピラティスです。
しかし、始めやすさや自宅でのやりやすさはやはりマットピラティスが一番です。
ある程度習ったら自宅でマットピラティスというのが最も経済的です。
しかし、間違ったやり方でマットピラティスをやっても効果は出ませんので、最初はスタジオなどでしっかり習ってからマットピラティスへ移行するのがいいでしょう。
ピラティスで腹筋の引き締め
ピラティスで腹筋を引き締める効果は十分期待できます。
特になかなか凹みにくい下腹部の引き締めには効果的です。
ポッコリお腹をピラティスで引き締める効果はこちら。
ピラティス 自宅
ピラティスを自宅でやる場合は、マットピラティスが多いです。あまり自宅にマシンがあるのは現実的ではありません。
マットピラティスはマットがあればできるので経済的で手軽な反面、難易度が高いのがデメリットです。
自宅でピラティスを始める場合のメニューや注意点はこちら。
ピラティス やり方
ピラティスのやり方は、主には動きと呼吸法からできています。
基本的なエクササイズは100年前から大きく変わっていませんが、初期のピラティスは難易度が高いのでいきなりやるのは難しいです。
ピラティスの基本的なやり方やエクササイズ方法はコチラ。
姿勢の種類
姿勢の種類は不良姿勢ごとに色々な呼び方があります。猫背というのは専門用語ではなく、スウェイバック姿勢やフラットバック姿勢などの専門用語があります。スウェイバック姿勢もフラットバック姿勢もどちらも猫背になりますが、同じ猫背でも改善方法は全く異なります。
つまり、姿勢を改善するには姿勢の分類がまず大事になります。
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