ピラティスに向いている人、向いていない人にはどんな特徴の違いがあるのでしょうか?
ピラティスに向いている人、ピラティスに向いていない人、ヨガとピラティスの違いなどを紹介します。
ピラティスは多くの人に効果的なエクササイズ方法ですので、ぜひ一度ピラティスを体験して頂くことをおすすめします。
ピラティスに向いている人の特徴とは?
ピラティスは、ほとんどの人々にとって適したエクササイズであると言えます。
以下は、ピラティスに向いている人の特徴です。
・運動初心者
ピラティスは、低負荷で筋力、柔軟性、バランスを改善することができるため、運動初心者にとって適したエクササイズです。
・姿勢を改善したい人
ピラティスは、コアの強化や背骨の柔軟性を高めることができるため、姿勢を改善したい人にとって効果的なエクササイズです。
・運動不足の人
ピラティスは、心臓の健康を促進するための有酸素運動としても機能するため、運動不足の人々にとっても適しています。
・ストレスを減らしたい人
ピラティスは、呼吸法を重視し、心身のリラックスを促進することができるため、ストレスを減らしたい人にとっても有効です。
・スポーツパフォーマンスを向上させたい人
ピラティスは、コアの強化やバランスの改善を通じて、スポーツパフォーマンスを向上させることができます。
上記のような人々は、ピラティスを始めることで、健康とフィットネスを向上させることができます。
ピラティスは初心者でもできる?
ピラティスは、運動不足や筋力が落ちた人にも適しており、毎日運動することができます。
どんなに忙しくても、毎日わずか10分間ピラティスを続けることで、日々のストレスや緊張を緩和することができます。
初心者だからといってピラティスができないわけではありません。
ピラティスは、誰でも簡単に始めることができる運動です。
しかし、ピラティスは基本動作やコアの基礎を中心に構成されています。
それに加え、フットワークやブレス・コントロールを含む緊張状態を保ちながら行う動作が多いため、初心者には少し難しいかもしれません。
しかし、インストラクターやトレーナーから正しい方法を学ぶことで、誰でもピラティスをマスターすることができます。
トレーニングやインストラクションには、何らかのスキルが必要であることが重要です。
初心者の場合でも、自己流で練習することによって、不安や検討ミスも発生しますので、熟練したインストラクターに指導を受けることをお勧めします。
ピラティスは、健康的なライフスタイルを求める人、肉体を拡大させたい人、忙しい人など、あらゆる人に向いています。
筋力トレーニングやストレッチングなど、体力づくりに取り組みたい方は、ぜひ始めてみてください。
ピラティスに向いてる人?向いていない人の特徴は?
ピラティスに向いていない人の特徴とは?
ピラティスは、あらゆるレベルや年齢の人々に適しているエクササイズであるため、ほとんどの人が参加できます。
ただし、以下のような場合は、特に注意が必要です。
・怪我をしている人
ピラティスは低負荷であり、膝や肩などの怪我をした部位を修復するのに適している場合がありますが、医師に相談してから始めることをお勧めします。
怪我が治った後のリハビリには効果的ですが、今まさに怪我をしている人がやる場合にはリスクがありますので医師の運動許可が必要な場合もあります。
・妊娠中の人
妊娠中の女性は、運動する前に医師と相談する必要があります。
ピラティスは妊娠中の女性にとって適したエクササイズである場合がありますが、注意が必要です。
マタニティピラティスもありますが、安定期に入ってから行うのが一般的です。
・重度の肥満の人
ピラティスは、体の重心を変更してエクササイズを行うことが多いため、重度の肥満の人には向いていない場合があります。
・ダイエット(体重を落とすことが目的)
ピラティスでダイエットをしたい人も多いですが、実際に体重を落とす減量にはピラティスは向いていません。
体重を落とす場合は食事の見直しが必須で、運動は有酸素運動が必要です。
ピラティスは身体の引き締めに効果的なエクササイズではありますが、体重を落とすのは食事改善と有酸素運動も必要です。
「ピラティスを頑張ったのに痩せなかった」という悪い口コミもありますが、実際ピラティスだけしかしないなら体重はほとんど減らないでしょう。
ただし、体重は減らなくてもお腹や太ももや二の腕を引き締める効果は高いです。
体重を落とすのが目的なのか、身体を引き締めるのが目的なのかでやるべきことは変わります。
以上のようなケースに当てはまる人は、ピラティスを始める前に医師と相談し、適切なガイダンスを受けることをお勧めします。
ピラティスに向いてる人とヨガとの違い
ピラティスとヨガは、どちらも身体に良い影響を与えるエクササイズであり、多くの共通点がありますが、いくつかの違いもあります。
・主な目的
ピラティスは、コアの強化、姿勢の改善、バランスの改善など、身体の基本的な要素に焦点を当てています。
ヨガは、心身のつながりを深めること、ストレスを減らすこと、柔軟性を高めること、筋肉を強化することなど、より幅広い焦点を持っています。
・呼吸法
ヨガでは、呼吸法が重要な役割を果たしていますが、ピラティスでは、呼吸法は重要ですが、ヨガ程注目されていません。
呼吸も大事ですが、動きも重要です。
・動きの速さ
ピラティスは、ゆっくりとした動きや速い動きなど多様な動きがあり、力を入れた動きをすることもあります。
ヨガは、ゆっくりとした動きが多く、ポーズで止まることも多い傾向があります。
・道具の使用
ピラティスでは、マットやリング、ボールやマシンなどの道具を使用することが一般的ですが、ヨガでは、道具を使用することはあまり一般的ではありません。
・トレーニングとスピリチュアル
ヨガは、心身のバランスを取り戻すことに加えて、精神的な練習も含まれます。
ピラティスは、身体の強化、バランスの改善、柔軟性の向上、姿勢の改善に重点が置かれています。
向いている人については、両方のエクササイズとも、健康的な身体を維持したい人、ストレスを減らしたい人、運動不足の人、身体の姿勢を改善したい人、運動初心者に向いています。
ただし、より具体的な目標に応じて、どちらかがより適している場合もあります。
例えば、コアの強化やバランスの改善に焦点を当てたい場合は、ピラティスがより適しています。
精神的な練習や呼吸法に重点を置きたい場合は、ヨガが適しているでしょう。
身体の機能改善にはピラティス、心身のバランスの改善にはヨガが効果的とも言えます。
ヨガよりピラティスが向いている人の特徴
以下のような特徴を持つ人には、ヨガよりもピラティスが適している場合があります。
・強度の高いトレーニングを希望する人
ピラティスは、筋力を強化するためのエクササイズであり、強度トレーニングを希望する人には特に向いています。
強度の設定が自在に可能ですので、強度を上げようと思えばいくらでも上げられます。ピラティスではアスリートのトレーニングにも使われますが、それくらいの強度でもトレーニングできます。
・コアトレーニングを希望する人
ピラティスは、コアを中心としたトレーニングであるため、腹筋や背筋を鍛えたい人に適しています。
・怪我のリハビリをしたい人
ピラティスは、身体の姿勢やバランスを改善することで、怪我のリハビリに効果があります。
・体形変化をしたい人
ピラティスは、身体を引き締める効果があり、体形維持に適しています。
・姿勢を改善したい人
ピラティスは、正しい姿勢を維持するためのエクササイズであり、姿勢を改善したい人に適しています。
ただし、個人差があるため、どちらが自分に合っているかを判断するためには、試してみることが重要です。
また、ヨガやピラティスを組み合わせて行うことで、さらに効果的なトレーニングができる場合があります。
ピラティスに向いてる人は痩せた?痩せる?
ピラティスは、身体を引き締め、柔軟性を高め、姿勢を改善するのに効果的なエクササイズですが、単体で痩せるための最も効果的な運動としては推奨されていません。
ピラティスは、筋肉の強化や柔軟性の向上に効果がありますが、カロリーを消費するための心肺機能の強化にはあまり貢献しません。
痩せるためには、カロリー消費量が増える有酸素運動を併用することが必要です。
体脂肪を燃やすには酸素が必要ですので、その為の運動は有酸素運動です。
具体的にはウォーキング、ジョギング、エアロバイクなどです。
ただし、ピラティスは、有酸素運動を補完するのに役立ちます。
例えば、ピラティスのエクササイズを有酸素運動の前後に行うことで、筋肉の緊張を和らげ、ケガのリスクを減らすことができます。
また、ピラティスは、ストレスを減らし、心身のバランスを整えるために役立ちます。
ストレスや睡眠不足は、食欲を増加させ、体重増加につながることがあります。
したがって、ストレスを減らすことによって、食欲をコントロールし、体重管理に役立てることができます。
総合的に言えば、ピラティスは、健康的な生活習慣の一部として、食事や有酸素運動と組み合わせて行うことが望ましいエクササイズです。
ピラティスはダイエットの中でも引き締めに効果がある
ピラティスは引き締めに効果的なエクササイズとして知られています。
ピラティスは、筋力を強化するためのエクササイズであり、特にコアや下半身の筋肉を鍛えることで、体の引き締め効果が期待できます。
ピラティスは、筋力をつけるだけでなく、姿勢改善やバランス改善にも効果的です。
正しい姿勢を維持することで、体に余分な負荷をかけずにトレーニングができ、引き締まったボディラインを作り上げることができます。
ダイエット=体重の減少という意味では、ピラティスだけをやっても効果はあまりないでしょう。
しかし、身体の引き締めに関してはピラティスだけでかなり高い効果が期待できます。
ただし、ダイエットにおいては、適切な栄養バランスをとることが重要です。
適度な運動とバランスのとれた食事を組み合わせることで、健康的なダイエットを実現することができます。
また、有酸素運動も必要です。
ダイエットでピラティスをやる場合は、体重が減らなくても身体が引き締まればOKという場合はピラティスだけでも問題ないです。
しかし、体重も減らしたい場合はピラティスと並行して食事の改善と有酸素運動も実施することが必要です。
ピラティスに向いてる人が得られるピラティスの効果
ピラティスは、身体を引き締め、柔軟性を高め、姿勢を改善するために効果的なエクササイズです。
以下に、ピラティスの主な効果を紹介します。
・筋力の強化
ピラティスは、身体の中心部である「コア」を中心に、全身の筋肉を均等に鍛えることができます。
筋肉の強化により、身体の引き締めや姿勢の改善が期待できます。
・柔軟性の向上
ピラティスは、ストレッチを中心としたエクササイズであり、柔軟性を高めることができます。
柔軟性が高まることで、身体の可動域が広がり、日常生活の動作やスポーツにおいても、よりスムーズな動きが可能になります。
・姿勢の改善
ピラティスは、身体の中心部であるコアの強化や、身体のバランスを改善することにより、姿勢の改善につながります。
正しい姿勢を保つことで、腰痛や肩こりなどの症状の改善につながることがあります。
・ストレスの軽減
ピラティスは、呼吸法を中心としたエクササイズであり、ストレスを軽減する効果があります。
また、ピラティスは、身体を集中的に動かすことにより、リラックス効果をもたらすこともあります。
総合的に言えば、ピラティスは、身体の引き締めや柔軟性の向上、姿勢の改善、ストレスの軽減など、健康的な生活習慣をサポートするための効果が期待できます。
ピラティスで効果を感じない場合の対処法
ピラティスを継続してもあまり効果を実感できない場合の対処法はこちらです。
・パーソナルレッスンを受ける
ピラティスで最も効果が期待できるのがパーソナルレッスンです。
マンツーマン指導で行うことで、最も高い効果が期待できます。
自宅でピラティスをやって効果が出ないと感じる人やグループレッスンだけをやって効果が出ないと感じている人は単純にちゃんとできて来ない可能性が非常に高いです。
ちゃんとした形でやれば効果があるのに、上手く出来ていないせいで効果を実感できないというより効果が出ていないという状態です。
その場合は、パーソナルレッスン(プライベートレッスン)でピラティスを受けることで解決することが多いでしょう。
・マシンピラティスのレッスンを受ける
ピラティスで効果を実感していない人の多くはマットピラティスというマシンを使わないピラティスをやっているのではないでしょうか?
もしマットピラティスしかやらずに効果を実感していないならば、マシンピラティスをやるのがおすすめです。
マシンピラティスはマットピラティスよりも難易度が低く初心者でも効果的なエクササイズが可能です。
マットピラティスは難易度が高いので、マシンピラティスが出来てからマットピラティスへ移行するという流れの方が効果を実感できます。
マットピラティスだけで効果を実感できないならマシンピラティスがおすすめです。
10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で身体のすべてが変わる
ピラティスを考案したジョセフ・H・ピラティスさんは生前にこのような言葉を残しています。
「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で身体のすべてが変わる」
つまり、週1回であれば10回やるのは2か月半くらい、週2回で1か月ちょっとかかります。
これくらいは最低やらないと違いを感じないという意味です。
実際には、1回でも違いを感じるくらいはできると思います。
違いは感じるけど、その効果を維持できないというのが最初に実感する効果である場合が多いです。
一番勿体ないのが、この10回未満でピラティスを辞めてしまって「効果を感じなかった」「自分にはピラティスは向いてなかった」「インストラクターが悪かった」となってしまうことです。
インストラクターの合う合わないは当然ありますし、グループレッスンやマシンの有無などで効果を感じにくいこともあります。
ただ、どんな状況でもまずは最低10回はピラティスをやってみて、「違いを感じる」ところまではやって頂きたいなと思います。
ピラティスに向いてる人のまとめ
ピラティスに向いている人、向いていない人の違いとピラティスの効果について紹介しました。
ピラティスで勘違いが多いのはダイエットに効果的でダイエット目的で始めようということです。
ダイエット=体重の減少には、食事の見直しと有酸素運動が必要です。
比率ではほとんど食事です。
ピラティスでも運動をしているのでカロリー消費もありますし、筋肉が付くことで基礎代謝のアップの効果もあります。
しかし、食事の変化がなく有酸素運動もしない場合は大きなダイエット効果は見込めません。
しかし、ピラティスでは身体の引き締めの効果が高いです。
特にたるみやすい二の腕や太もも、お腹などを引き締める効果があります。
なぜか体重は多くないのにたるんでいるという人には、ピラティスは非常に向いています。
逆にBMIが高くて肥満体の場合はピラティスの前に食事の見直しを先にやるべきでしょう。
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