パーソナルトレーニングとは?効果や通う期間を解説
パーソナルトレーニングの効果や通う期間など、パーソナルトレーニングを解説していきます。
「パーソナルトレーニング」という言葉はある程度市民権を得ていると思いますが、具体的にどんなことをするの?と聞かれるとそこまで認知されていないと思います。
それでも「なんか筋トレとかする」くらいのイメージが多いと思います。
筋トレはパーソナルトレーニングの手段の1つで目的ではありません。
ここでは、パーソナルトレーニングとはいったい何なのか?
パーソナルトレーニングの効果や通うべき期間、メリット・デメリットなどを解説します。
を解説していきます。
パーソナルトレーニングとは?
パーソナルトレーニングとは、一言で言えばマンツーマンのトレーニングです。
元々はプロスポーツ選手のトレーニングサポートをするようなサービスでしたが、海外のモデルや俳優などもパーソナルトレーニング受けるようになり、経営者やセレブ、そして一般にも広がるようになりました。
プロスポーツ選手であれば、パーソナルトレーニングの目的は筋力や柔軟性を向上してスポーツの競技力向上を図るということでした。
モデルや俳優ならスタイル改善、体力増強、健康維持などになり、経営者などは健康管理の一環でパーソナルトレーニングを行っていることが多いと思います。
一般の人も健康維持増進や、スタイル改善、あるいは趣味のスポーツ競技力向上などを目的にしている場合が多いです。
このように、パーソナルトレーニングは「筋トレをするもの」「ダイエットをするもの」などの決まりがある訳ではなく、1対1のトレーニングサービスです。
人によって目的もやる内容も異なりますので、筋トレを全くしないパーソナルトレーニングという場合もあります。
実際には、筋トレ、体幹トレーニング、ストレッチ、栄養指導、競技に合わせたトレーニングなどを組み合わせて行います。
パーソナルトレーニングの効果
パーソナルトレーニングで出来ることは、多岐に渡ります。
つまり、パーソナルトレーニングでは様々な効果を得られます。
<パーソナルトレーニングで期待できる主な効果>
・スタイル改善
例)足を細くしたい、姿勢を良くしたい、ダイエットをしたい
・身体の不調改善
例)肩こり改善、腰痛改善、首こり改善
・スポーツの競技力向上
例)マラソンでサブ4を達成したい、テニスのサーブを速くしたい、野球で140キロを投げたい
・怪我のリハビリ
例)半月板損傷の再発予防トレーニング、腰椎椎間板ヘルニアのリハビリ
パーソナルトレーニングでできることはこちらで解説しています。
パーソナルトレーニングのメリット・デメリット
パーソナルトレーニングにはメリットとデメリットがあります。
これは、どのようなサービスでもあることだと思います。
パーソナルトレーニングの大きなメリットは次の2つです。
・マンツーマンレッスン
・オーダーメイドのトレーニングプログラム
大きなデメリットは次の2つです。
・費用(料金)
・時間(レッスン時間・通う時間)
マンツーマンレッスンでオーダーメイドのトレーニングプログラムを行うので、非常に効果的なことがパーソナルトレーニングの特徴です。
その反面、マンツーマンレッスンの為に料金は必ず上がってしまいます。
英会話教室なども同じですが、1対多数の教室よりもマンツーマン指導の方が効果的です。
しかし、先生を1人で独占する分、料金は相対的に上がります。
さらに、パーソナルトレーニングに通う時間・レッスン時間などもかかってしまいます。
これはフィットネスクラブに通う場合はヨガ教室に通う場合も同じですが、オンラインで動画を見ながら家でトレーニングしたり、近所をジョギングするのに比べると時間がかかります。
このメリットとデメリットを踏まえ、パーソナルトレーニングを検討して頂ければと思います。
パーソナルトレーニングに通う期間
パーソナルトレーニングを始める場合に、「一体いつまで続ければいいの?」という質問も多いです。
結論から言えば、パーソナルトレーニングに通うべき期間は人によって異なります。
そして効果が出るまでの期間も目的や人によって異なります。
例えば、ダイエットでは1回で劇的な効果はありません。
1ヶ月で数キロ落ちていけば順調な成果です。
一方、姿勢や肩こりなどは1回のレッスンだけでも効果を実感できる場合が多いです。
維持できるかは別問題ですが、初回で高い効果を感じることも多いです。
通う期間は人によってもまちまちです。
2か月くらいで短期集中という方もいますし、何年も長期間継続される方も多いです。
特に手術歴がある方、持病がある方(ヘルニアがあるなど)の場合は、年単位で長期間通われる方が多いです。
短期集中型のダイエットジムでは、2か月で1つのプログラムとなっていることが多いですので、「まずは2か月という目安」で検討されるのがいいと思います。
その後は、「そのまま継続」「頻度を減らして継続」「いったん卒業してたまに利用」「辞める」から選ぶという形がおすすめです。
パーソナルトレーニングを卒業後は効果が無くなる?
パーソナルトレーニングを卒業後(辞めた後)は、効果は続くのか心配な方も多いと思います。
パーソナルトレーニングで卒業後に、トレーニングを全くし無くなって食事なども元通りになれば、パーソナルトレーニングに通う前の状態に徐々に戻っていきます。
これはトレーナーの技量などは関係なく、身体のメカニズムの問題です。
運動の効果はずっと続く訳ではなく、継続しなければ効果は薄れています。
また、食事も元に戻せば体重も元に戻ります。
しかし、パーソナルトレーニングを卒業後と通うまでは、持っている知識もできる運動も変わっています。
・長時間座ったあとに身体のどの部分が固まるからどのストレッチをすればいいか
・どのような食事をどのような時間にすると太るのか
・どんなトレーニングをしておくと膝の痛みが予防できるか
このような知識を身に付けた上でパーソナルトレーニングを卒業していれば、卒業後も自分で自分の身体をケアできるようになります。
その為、卒業したら効果が無くなるというより、
「パーソナルトレーニングを卒業したら自分で自分の身体をケアするようにする」
というのが正しい姿です。